3-1-6. インライン関数

公開日: 14:08 3. オブジェクト指向編/3-1. クラスとオブジェクト/3-1-6. インライン関数

C++のインライン関数は強力なコンセプトで、一般的にクラスと一緒に使われます。関数がインラインである場合、コンパイラはコンパイル時に関数が呼ばれた場所にその関数のコピーを置きます。

インライン関数の修正は、コンパイラがすべてのコードを再度置き換えるので、関数を利用しているすべてのファイルがコンパイルされる必要があります。

インライン関数にするには、inlineキーワードを関数名の前に置き、関数が呼び出される前に関数を定義します。 クラス定義内の関数定義はinline指定子を使わなくてもインライン関数定義となります。

以下は2つの数字の大きい方を返すインライン関数の使用例です。
#include <iostream>
 
using namespace std;

inline int Max(int x, int y)
{
   return (x > y)? x : y;
}

// プログラムの開始
int main( )
{

   cout << "Max (20,10): " << Max(20,10) << endl;
   cout << "Max (0,200): " << Max(0,200) << endl;
   cout << "Max (100,1010): " << Max(100,1010) << endl;
   return 0;
}
上のコードをコンパイルし実行すると、次の結果が得られます。
Max (20,10): 20
Max (0,200): 200
Max (100,1010): 1010
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